"被爆者の声をうけつぐプロジェクト50" のブログ







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hibakusha50's Blog
<被爆者の声をうけつぐ プロジェクト50>

体験なき者がどう語り継ぐか
――出会い、実践をつなぐ毎月の交流会――
 


■日本被団協50周年を機に発足
 被爆者の全国組織、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が結成されてから、2006年で半世紀の月日が経過した。「被爆者自らが証言を続けることはもはや限界に近い」との声も聞かれるなか、生き残った被爆者が身をもって語ってきたヒロシマ・ナガサキ、さらには平和への願いを、体験なきものが、いまそしてこれから、どう受け止め、どう語り継いでいけばよいのだろうか。
 いわゆる「被爆体験の継承」を柱にして、日本被団協創設50年を機に志ある個人が集い「被爆者の声をうけつぐ プロジェクト50」を創設した。
 06年10月「被爆者が声をあげて50年 うけつごう、その声を」と題し、オープニングイベントを早稲田大学の学生食堂(大隈ガーデンハウス)を貸しきって開催した。被爆ピアノの調べで幕を開け、第一部は広島の平和記念資料館元館長と日本被団協事務局長を迎えたシンポジウムをおこない、初の原水爆禁止世界大会で被爆者が訴えた声も会場に響いた。第二部は先の戦争体験なきものがヒロシマ・ナガサキをうけつごうとする思いと実践を、映画監督、ジャーナリスト、大学生の若手3名が語った。マスコミの後押しもあり、当日は会場一杯の250名の方が集った。制服姿の高校生や「平和集会は初めて」という人を含む、裾野が広い、さわやかなイベントとなった。

■より創造的な実践にむけて
 オープニングイベントから早10ヶ月経つが、プロジェクト50では月1回の交流会を積みかさねている。サロン的な雰囲気で、ヒロシマ・ナガサキをどううけついでいくのか語り合い、その想いやアイディアや実践をゆるやかにつなぐ場が交流会である。さらに交流会で生まれたネットワークを活用して、自分の得意分野や好きなことをいかして、従来の型に留まらず、より創造的にうけつぐ実践が広がっていくことを、プロジェクト50は目指している。
 月1回の交流会は、関連情報とうけつぐ実践を結ぶ人の出会いの交差点になっている。被爆者も交え、弁護士、NGO関係者、大学院生、演劇関係者、映像家、舞踏家、シンガーソングライター、被爆者の母をもつ方、会計士を夢見る方、ジャーナリスト、出版社の方、大学生などなど、ヒロシマ・ナガサキや被爆者に関心を寄せる多彩な人が集う。「マンネリ化をどう防ぐ」、「人を集めるにはどうすればいいのか」、「若い人にどうやって参加してもらうのか」など、関連イベントを作る相談が持ち込まれることもある。今年8月15日のNHK「時事公論」のなかでも「若手が主体となった取り組み」と紹介された。ただいろいろな思いをもった人が集う熱気あふれる会合であるがゆえ、各参加者が話せる時間が限られるのが悩みの種である。

■9月には合宿を計画
 そこでじっくり話し、討論を深めるべく、今年9月23日から24日にかけて合宿を行うことにした。初日は、被爆者運動が何を目指してきたのかを学び語り認識を深めたり、被爆者の声をうけつぐために、自分自身は何ができるのかマイプランを出しあったり、バーベキューをして親睦を深めあったりする。翌日は被爆者も交え、被爆者が伝えておきたいことや被爆者に伝えて欲しいことを語り合う予定だ。
 月1回の交流会や9月の合宿に関心をもたれた方、お気軽に下記連絡先までお問合せください。プロジェクト50は、ヒロシマ・ナガサキや被爆・戦争体験をうけつぐことに関心を寄せる人ならば、老若男女どなたでも参加できる場です。被爆者と出会いたい方も是非どうぞ。交流会は毎月第3木曜の午後6時30分から9時ごろまで、上野と御徒町のほぼ間にある丸幸ビル3階の「オリーブの樹法律事務所」で開催しています。9月の合宿は、秦野の表丹沢野外活動センターで行います。皆さんとの新たな出会いを楽しみにしています。

■連絡先 被爆者の声をうけつぐ プロジェクト50
  東京都台東区東上野1−20−6 丸幸ビル3階 オリーブの樹法律事務所内
  電話03-5807-3101 FAX03-3834-2406 (担当 田部(たべ))
E-mail hibakusha50@hotmail.com
ブログhttp://hibakusha50.noblog.net/

※上記の原稿は、『市民活動のひろば』(第53号、2007年9月号発行)に掲載されたものを一部加筆修正したものです。


毎月第3木曜日18:30〜     上野御徒町にて開催中
 被爆者の声をうけつぐ交流会          関心ある方どなたでもどうぞ


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ヒロシマ・ナガサキの被爆体験を持たない私たちは、体験者の証言や思いを、どう受け継ぎ伝えていくことができるのでしょうか? そもそも、体験のない者がヒロシマ・ナガサキを継承するとは、どういうことなのでしょうか?

カレンダ
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